2025年11月15日〜12月27日、世田谷パブリックシアターで上演される舞台『シッダールタ』にて、ZOKZOK 4F「CONTEⅢ / フィジカルアトリエ」の主宰・平原慎太郎(OrganWorks)がステージングを担当します。
ヘルマン・ヘッセの代表作『シッダールタ』『デーミアン』をベースに、劇作・長田育恵、演出・白井晃、音楽・三宅純という豪華な創作陣が集い、激動する現代社会に「人はなぜ自分自身であり続けるのか」という根源的な問いを投げかける本作。その壮大な世界観を、俳優とダンサーの身体を通じて立ち上げる重要な役割を、平原が担います。
作品について ― 東洋思想と現代をつなぐ、ヘッセ『シッダールタ』
原作は、ノーベル文学賞作家ヘルマン・ヘッセによる小説『シッダールタ』『デーミアン』。自我の探求と覚醒の旅を描いたテキストは、20世紀前半から今日まで、世界中で読み継がれてきました。
今回の舞台版では、令和5年度文化庁芸術選奨新人賞を受賞した劇作家・長田育恵が、原作の世界観に自身の思索を重ね合わせ、現代を映し出す新たな戯曲として再構築。演出は世田谷パブリックシアター芸術監督の白井晃、音楽は世界的に活躍する作曲家・三宅純が務めます。
主演の草彅剛をはじめ、杉野遥亮、瀧内公美ら実力派俳優陣に加え、「唯一無二の振付を体現していくダンサーたち」が舞台に参加し、思想と物語、音楽と身体が重なり合う、密度の高い舞台空間が立ち上がります。
ZOKZOKから見える『シッダールタ』の位置づけ
ZOKZOKは、札幌・創成イーストを拠点に、「大人と子どもの遊び場」として、アート・ビジネス・教育・地域が交差する「創造のエコシステム」を育てることを目指しています。
平原にとって『シッダールタ』への参加は、
- 日本の演劇界を代表する創作陣との協働
- 多層的な精神世界を、身体表現として翻訳する長期プロジェクト
- ダンサーと俳優が共存する大劇場作品での「ステージング」という実験
という、ZOKZOK 4Fの探求と直結する実践の場でもあります。
この経験は、今後ZOKZOKで展開されるダンス公演やワークショップ、レクチャー、リサーチプロジェクトにも、時間差でフィードバックされていきます。
公演情報
- 作品名:『シッダールタ』
- 原作:ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」「デーミアン」(光文社古典新訳文庫 酒寄進一訳)
- 作:長田育恵
- 演出:白井晃
- 音楽:三宅純
- ステージング:平原慎太郎
- 会場:世田谷パブリックシアター(東京・三軒茶屋)
- 会期:2025年11月15日(土)〜12月27日(土)
キャストスタッフ
- 【原作】ヘルマン・ヘッセ「シッダールタ」「デーミアン」(光文社古典新訳文庫 酒寄進一訳)
- 【作】長田育恵
- 【演出】白井 晃
- 【音楽】三宅 純
- 【出演】
- 草彅 剛 杉野遥亮 瀧内公美
- 鈴木 仁 中沢元紀 池岡亮介 山本直寛 斉藤 悠 ワタナベケイスケ 中山義紘
- 柴 一平 東海林靖志 鈴木明倫 渡辺はるか 仁田晶凱 林田海里 タマラ 河村アズリ
- 松澤一之 有川マコト ノゾエ征爾
- 【美術】山本貴愛
- 【照明】齋藤茂男
- 【音響】井上正弘
- 【映像】栗山聡之
- 【ヘアメイク】川端富生
- 【衣裳】前田文子
- 【ステージング】平原慎太郎
- 【演出助手】加藤由紀子
- 【舞台監督】田中直明
- 【宣伝美術】永瀬祐一
- 【宣伝写真】設楽光徳
- 【宣伝衣裳】堀井香苗
- 【宣伝ヘアメイク】川端富生 荒井英亮(草彅 剛)
- 【世田谷パブリックシアター芸術監督】白井 晃
詳細やチケット情報は、世田谷パブリックシアター公式サイトをご確認ください。

ZOKZOK OPEN DISCUSSION
ZOKZOK OPEN DISCUSSIONは、ZOKZOK同盟ユーザー限定のクリエイティブ意見交換機能です。あなただけのクリエイティブなアイデアをZOKZOKにシェアしましょう。
まちの余白にアートが染み出していく感覚、最近すごく大事だと思ってる。(この投稿はコメントサンプルです。)
境界を曖昧にすることで、まちと作品の関係性が変わってくるよね。(この投稿は返信サンプルです。)
ZOKZOK OPEN DISCUSSIONは、
ZOKZOK同盟ユーザー限定コンテンツです。
こちらは現在準備中の機能です。