ZOKZOK JOURNAL | 2026.03.24 (火)

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ZOKZOKのロゴデザインをつくったグラフィックデザイナー・岩松亮太が夫婦で営む岩松商店 — 札幌でPOP UPを開催

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実験施設 ZOKZOK のロゴをデザインしたグラフィックデザイナー・岩松亮太と、ヨガ講師・岩松このみによる「岩松商店」が、2026年4月18日(土)、札幌・南平岸で一日だけのPOP UPを開催します。

本や器、珈琲、ZINEなどを通して、暮らしのなかに文化の入口をひらいていくような営みです。単なる物販というよりも、それぞれのものに宿る背景や感覚、そこから立ち上がる会話ごと手渡していくような場づくりが印象的です。

今回の会場は、地下鉄南北線・南平岸駅から徒歩3分の場所にある、友人宅の土間とガレージ。住宅地のなかにある私的な空間が、一日だけゆるやかにひらかれます。大きな商業空間ともギャラリーとも異なる、その場ならではの距離感のなかで、岩松商店の活動に触れられる機会になりそうです。

岩松商店が今回持ち込む、新しい動き

今回のPOP UPでは、岩松商店の新しい取り組みがいくつか紹介されます。

ひとつは、古書・古物の取り扱いの開始です。
このたび新たに古物商となり、今後は芸術、デザイン、アート、建築、ヨガ、中医学、薬膳にとどまらず、風土、文化人類学、自然科学、縄文・弥生、先住民文化などまで視野を広げながら、古書・古物も扱っていく予定とのこと。すでにその周辺では別プロジェクトも進行しているそうで、今後の展開も気になるところです。

もうひとつは、オリジナルブレンド珈琲の取り組み。
岩松商店オープン当初から関わりのある SHINTARO COFFEE(東京)とともに、「珈琲片手に文化のことや熱いカルチャーのことをシェアできたらいい」という思いから生まれた企画です。味の設計そのものが、活動の思想と地続きになっているところに、岩松商店らしさがあります。

さらに“名もなき器とお皿たち”の新作も、今回のPOP UPで初披露されます。北海道と東京をまたぐ感覚のなかで集められたそれらは、明確な作家名や強い説明を前面に出すのではなく、まず手ざわりや佇まいから関係が始まる器たちです。

加えて今回は、初のオリジナルZINEも販売予定です。
ヨガ講師として活動する妻が、自然界の知恵を取り入れながら、自分にやさしく寄り添う時間を届けてきた実践の延長として、薬膳の手料理をテーマにしたZINEを制作。長年あたためてきた「家庭のなかで無理なく薬膳を取り入れられるように伝えたい」という思いが、はじめて冊子というかたちになります。

土間とガレージでひらかれる、一日限りの場

当日はこのほかにも、書籍『Colliu』を少し持参するほか、作家による制作物も並ぶ予定です。まだ制作途中のものもあるとのことですが、そうした未完成さも含めて、今回のPOP UPは完成品だけを並べる場というより、いまの岩松商店の現在地そのものに触れられる場になるのだと思います。

札幌開催は今回が初めて。夫の故郷でもあるこの街に、あらためて挨拶をするような気持ちで準備を進めているとのことです。

ZOKZOKのロゴを手がけたデザイナーが、札幌の住宅地のなかで、自身の営みをひらく。そのこと自体にも、どこか象徴的な手ざわりがあります。大きな発表ではなく、土間とガレージというサイズの場で、文化や暮らしの断片が静かに持ち寄られる。その密度にこそ、今回の魅力があるはずです。

開催概要

Garage POP UP 札幌・南平岸

岩松商店
https://www.iwamatsushowten.com/

Instagram
https://www.instagram.com/iwamatsushowten/

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