ZOKZOKの「ZtoLプロジェクト」の一環として、ZOKZOKコアアーティスト渡辺元佳の出身地である伊達市と、母校である「札幌武蔵野美術学院」がつながり、「第50回伊達武者まつり」ポスターコンクール連動ワークショップを開催しました。

■ 開催概要
- 日時: 2026年4月25日(土)13:00 〜 17:00
- 第1部 13:00-14:00(トークセッション)
- 第2部 14:15-17:00(実践ワークショップ)
※第1部のみの参加・聴講も歓迎です。
- 会場: だて歴史の杜カルチャーセンター 集会室1(※ZOKZOKでの開催ではありませんのでご注意ください)
- 参加費: 無料
- 定員: 先着20名程度
- 対象: 中学生・高校生を中心に、小学生から一般の方まで参加歓迎。
(デザインや美術系進路に関心があるお子さまの保護者の方の見学も大歓迎です) - 持ち物: 筆記用具(※画用紙などの制作ツールは会場で用意します)
■ 講師・ゲスト
- 講師:河野 健(札幌武蔵野美術学院 代表)
- ゲスト:佐久間 らら(札幌市立大学 デザイン学部 / 伊達市出身)
主催:伊達武者まつり実行委員会 総務部会
伊達武者まつりを単に楽しむだけでなく、そこから「学び・発見・交流」を生み出すことを目的に開催されました。学生を中心に幅広い年代が参加し、デザインの視点からお祭りを考える貴重な機会となりました。
第1部:トークセッション(13:00〜14:00)
「世の中のデザインはどう組み立てられているのか」
前半は、美術やデザインに関わる仕事の裏側や、デザインの根本的な考え方について、河野先生によるレクチャーが行われました。
- デザインとは「計画を立てる」こと
デザインの語源であるラテン語の「designare(計画を立てる、問題を解決する)」に触れ、見た目をかっこよくする前に、まずはイベントの目的(地域活性化、経済効果など)やターゲットを深く理解し、計画を立てる姿勢が重要であることが語られました。 - 伝わるポスターのテクニック
視線誘導(人は左から右、上から下へ視線を動かす)や、情報のグループ化、メインとサブの情報のコントラストなど、数秒で情報を伝えるための具体的なレイアウトのコツが解説されました。

- AIと著作権についてのリアルな視点
参加者も関心の高い生成AIと著作権の話題では、「著作権侵害とは、本来オリジナルを考えた人が得るであろう利益を第三者が奪ってしまうこと」という本質的な基準が示され、倫理的な判断の重要性が説かれました。 - ゲスト佐久間さんの地元への思い
伊達市出身の佐久間さんからは、自身が過去に武者祭りに参加した際の「いろんな年代の人が集まる賑わいや楽しさ」が強く印象に残っており、それが「地域を盛り上げたい」という現在のデザインの学びにも繋がっているという素敵なエピソードが語られました。
第2部:ワークショップ(14:15〜17:00)
「伊達武者まつりのポスター案(エスキース)を考えよう」
後半は、4人ほどのグループに分かれ、第50回を迎える伊達武者まつりのポスター案(エスキース)を企画・スケッチする実践ワークショップが行われました。初対面同士のチームも多い中、それぞれの視点が交わり、以下のようなユニークで熱のこもったアイデアが発表されました。
- チームA:キャラクター「半世紀くん」案
50周年という節目を擬人化した「半世紀くん」を考案。着ぐるみや写真ブースなどの展開も見据え、今後も51年、52年と柄を変化させながら使い続けられるという、長期的なブランディングまで意識されたアイデア。 - チームB:市民参加の熱気を伝える「山車」案
歴代のポスターであまりメインになっていなかった「山車(だし)」に注目。市民が実際に参加している熱気や迫力を押し出すことで、見る人の目を引き、当事者意識を煽るデザイン案。 - チームC:「受け継ぎ、ひらく」中高生ターゲット案
若い世代を惹きつけるため、馬や武者の躍動感を強調したかっこいいビジュアルを追求。「50年という記念の年」を表現するため、扉が開き光が差し込むような演出で「新しい時代を開く」というテーマを見事に表現。
【河野先生からの講評】

「予想をはるかに超える発展的なアイデアが出てきて非常に刺激を受けた」と講評がありました。知識と異なる視点が合わさることで起きる「化学反応」の面白さが実感できる場となりました。また、デザインを通して計画を立てることは、外へのPRだけでなく、作る側のモチベーションを上げる「内側への効果」も大きいという重要なメッセージが伝えられました。
まとめ・総括
今回のワークショップは、単に絵を描く技術を学ぶだけではなく、社会や地域とどう関わり、どう問題解決をしていくかという「デザイン思考」の根本を体験する時間となりました。
参加者一人ひとりが「自分たちのお祭り」としての当事者意識を持ち、チームでアイデアを形にするプロセスを楽しんでいました。現在募集中のポスターコンクールに、今回生まれた熱いアイデアがどのように反映されるのか、大きな期待が膨らむイベントとなりました。














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まちの余白にアートが染み出していく感覚、最近すごく大事だと思ってる。(この投稿はコメントサンプルです。)
境界を曖昧にすることで、まちと作品の関係性が変わってくるよね。(この投稿は返信サンプルです。)
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